大英自然史博物館

画像クレジット:Diliff

大英自然史博物館

大英自然史博物館には生命科学・地球医科学に関する7000万以上ものコレクションがおさめられている。チャールズ・ダーウィン、キャプテンクック、ジョセフ・バンクスが収集したコレクションと、博物館のもともとの所蔵品を合わせて展示品している。この博物館には300人もの科学者、司書が所属しており、研究を行っている。

※本記事内の画像は、すべて日本で英自然史博物館が開かれた際の展示物を撮影したものです。

①宝石の原石 (Gemstones)
ラトローブ金塊
水晶がどのように時を刻むのか、炭素がどのようにダイアモンドになるかなどを学べる。上の写真はオーストラリアで見つかった、ラトローブ金塊。なんと717gもある自然金で、個々の結晶の形が鮮明に分かる金塊としては、極めて希少。自然界に存在する金の元素は、通常の地球内部の現象では生成できない。宇宙の想像を絶する大きな天体現象によって生成されたと考えられている。

②地震に関する展示 (Earthquake Simulator)
火山や地震の内なる力について。1995年に発生した阪神淡路大震災の揺れを体験できる展示がある。

③地球内部への旅 (Journey Through the Globe)
Earth galleriesへの入り口に設置されているエスカレーターで、地球を組成している鉄、亜鉛、銅をモデルとして製作された巨大な球体を通りぬけ、地球の内部への旅をする。

④No1 クローリー・ハウス (No.1 Crawley House)
おそらく一番鳥肌ものの展示であろう、節足動物や私たちの家を共有するゾッとする (crawley)生物を展示している。

⑤巨大な赤ちゃん (Model Baby)
生命科学のエリア(Biology galleries)では胎内の巨大な赤ちゃん像が展示されており、子宮内で聞こえる音を体験できる。
他にも身体能力や反応のテストや、身体特性がどのように遺伝するかなどの展示がある。

⑥水のサイクルパネル (Water Cycle Video Wall)
Ecology Galleryにある半球体の壁にしきつめられたビデオは、水のサイクルと、地球上の全ての生命と水の関わりを教えてくれる。また、植物がどのように酸素をつくるかを学べる。

⑦化石 (Fossils)
始祖鳥の化石 大映自然史博物館
かつて海に住んだ爬虫類や魚竜類などの化石の展示されています。上の写真は始祖鳥の化石。なお、始祖鳥が飛べたかどうかについては、現在でも議論が続いています。最近の研究では、助走の際にも思いっきり羽ばたいて、なんとか飛べたんではないか、(地面からの離陸はギリギリなんとか可能、低空を滑空する程度)と考えられています。

⑧ダーウィン・センター (Darwin Centre)
ダーウィンのゾウガメ
2003年にオープンしたダーウィンのコレクションの展示。1753年より地球上のあらゆる場所から収集したもので、45万個ものジャーに2200万以上の標本が並んでいる。上の写真の右側にゾウガメは、ダーウィンのペットだったゾウガメです。

⑨恐竜 (Dinosaurs)
動くデイノニクスが人気のギャラリー。化石化した骨格や卵なども展示されている。

⑩ボーリング孔 (Borehole)
深さ150メートルのボーリング孔は、化石燃料や再生可能なエネルギー資源の調査において、素晴らしい発見の助力となっている。

プチ情報

✴︎住所:Comewell Road SW7

✴︎入館無料

✴︎開館:毎日午前10時〜午後5:50(最終受付は5:30)

✴︎写真OK(フラッシュ不可)

✴︎Life gallariesにレストラン1軒、他カフェ2軒とスナックの売店があります。

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