イギリスの視点で選ぶ、イギリス観光10選

イギリスの視点で選ぶ、イギリス観光10選

大英博物館-British Museum-
世界最古のこの博物館には、180万年にわたる世界からの、なんと約700万点のコレクションがあります。このコレクションは医師であり、古物収集家であったハンス・スローン卿からの遺贈から1753年に始まりました。18世紀、19世紀にはキャプテン・クックことジェームズ・クック、エルギン卿、カーゾン卿、チャールズ・タウンリーが世界からのコレクションを加えました。現在のクラシカルな建物は1850年に建てられたものです。

 

展示物オススメ10選(コレクション)


①パルテノン神殿の彫刻-Parthenon Sculptures-

画像クレジット表記:Carole Raddato from FRANKFURT, Germany

紀元前5世紀、ペリクレスの統治時代にアテネ繁栄の軌跡を彫った、パルテノンの小壁の彫刻などです。

②猫のミイラ-Mummified Cat-

画像クレジット表記:Mogadir

古代エジプトでは猫や神聖な牛をミイラにしました。多くの古代エジプトの神は動物の姿をしています。

③牡山羊の像-Ram in a Thicket-
ransferred from en.wikipedia. Original uploader was Jack1956 at en.wikipedia
画像クレジット表記@ransferred from en.wikipedia. Original uploader was Jack1956 at en.wikipedia
貝や金の木の葉で装飾された山羊の像は、現イラク南部にあるウルの王墓で発掘された。紀元前2600年から2400年頃に制作されたものです。

④ミルデンホールの遺宝-Mildenhall Treasure-
イギリスのサフォーク州で発掘された34枚の銀の皿は、ギリシャ神話の神々が装飾された4世紀のもので、英国初期の遺宝のうちのひとつです。

⑤ロゼッタ ストーン-Rosetta Stone-
クレジット表記Hans Hillewaert
※画像クレジット表記:Hans Hillewaert
紀元前196年、古代エジプトの聖職者によって、神聖文字、民衆文字、ギリシア文字の三種類の文字で記された法令であり、神聖文字(ヒエログリフ)解読の鍵となりました。これのすごいところは、「当時の文章を、別の文字で 全く同じ意味に書いていたこと」です。3つのそれぞれの文字が同じ意味なのですから、手がかりがない状態と比べて、解読しやすかったのですねー。

⑥ポートランドの壺-Portland Vase-
© Marie-Lan Nguyen / Wikimedia Commons
© Marie-Lan Nguyen(Jastrow ) / Wikimedia Commons
1世紀頃にギリシャの職人によって作られたとされるこの壺は、ローマの墓からの出土品であり、18世紀に駐ナポリ外交官であったウィリアム・ハミルトンより時のポートランド公爵が譲り受けたものです。

⑦ラムセス2世-Rameses II-
画像クレジットSpeedster
画像クレジット:Speedster
この巨大な花崗岩のラムセス2世の胸像は、テーベの葬祭殿に飾られていたものであり、18世紀の終わりに駐ローマ大使館チャールズ・タウンリーが入手したものです。

⑧ミシュテカのアステカ・モザイクマスク-Mixtec Aztec Mosaic Mask-
Gryffindor
画像クレジット表記:Gryffindor
15世紀にミシュテカの職人によって製作され、メキシコの時のアステカ君主に捧げられたもの。この仮面はアステカの神として崇められていたのだそうです。

⑨クワクワカワク-Kwakwaka’wakw-
クワクワカワクとは北アメリカ大陸北西海岸地域に居住するサモン語族の総称。巨大な木製のサンダーバード像は、ポトラッチという儀式で使用されていたものです。

⑩阿弥陀仏-Amitabha Buddha-
© Marie-Lan Nguyen / Wikimedia Commons / CC-BY 2.5
© Marie-Lan Nguyen / Wikimedia Commons / CC-BY 2.5
585年、中国隋王朝下で仏教が国教と定められ、製作されたものです。

 

つぶやき
これだけ巨大な博物館で入館無料って、本当にありがたやです!個人的には「王家の紋章」を愛読していたため、アッシリアの守護獣神像(Assyrian Gateway Figures)にえらく感動してしばらく貼り付いて観てました。。

 

プチ情報
✴︎住所:Great Russell St WC 1

✴︎入館無料(フロアマップは有料)

✴︎開館:毎日午前10時〜午後5:30(一部ギャラリーは午後8:30まで開館、グレート コートは毎日9時開館で閉館時間は曜日により異なります)

✴︎写真、ビデオ撮影OK(三脚の使用は不可)

✴︎レストラン1軒、カフェ3軒とピクニックエリアがあります。

✴︎ショップにはコレクションを模したオリジナルのグッズが数多くありますので、ぜひチェックを。

【大英博物館ストリートビュー】

【大英博物館グーグルマップ】

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